2011年11月28日月曜日

そば けいた

蔵の近く、百合ヶ丘にある 「けいた」 は、
ご主人のけいたさんと奥さま、とっても素敵な仲良しご夫婦のお店です。

けいたさんのお蕎麦はコシのある、
でも滑らかで優しい味わいのお蕎麦です。
口に入れるとお蕎麦のふんわりと良い香り


<天ざる>
ついつい追加注文してしまう美味しさです。
 
 
天ざるの次は、趣向を変えて鴨せいろ。
シャキッとしまった冷たいお蕎麦を、熱々の鴨汁につけていただきます。
焼きネギの香りと鴨肉のコクがたまりません。
ご夫婦仲良くテーブルまで運んで下さったのを、
こちらも夫婦仲良くガツガツ食べてしまったので・・・写真がありません。

気づいたらすっかり完食・・・。

おお、なんと見事な食べっぷり!!

最後のお楽しみは温かい蕎麦湯。









体の芯までほっこり暖かくなる、
美味しい嬉しいひとときでした。


2011年11月26日土曜日

行楽日和

今日は久々の好天に恵まれました。
赤目四十八滝も絶好の行楽日和です。

<蔵から見た現在の風景>

週末、どうしようかな~と、
迷っていらっしゃる皆さま、どうぞお越しくださいませ。

2011年11月25日金曜日

仕込んでます

今日も蔵内では、早朝から仕込み作業が始まっています。

丁寧に洗った酒米を、
直径約170㎝の甑(こしき)で蒸しあげるのが、早朝の主な作業です。


屋根に開けた通気口から蒸気が外へ出ていく構造なので、
早朝の蔵を外から眺めると、
屋根から蒸気が上がるのが見えます。

炊き立てのご飯のような、
美味しい匂いのオマケつき。(笑)



蒸し上がった酒米は、
用途に合わせて、麹室へ、仕込みタンクへ。
















蔵人皆で、手早く作業を進めます。
それぞれが、自分の仕事を確実に進めていく姿には、
酒造りに携わるプロとしての誇りと自信を感じます。

「今日も早うからやってたなあ。毎日見てるんやでー。」
と、ご近所さまに声を掛けていただいたりすると、
なんだか嬉しくなって、元気が出ます。

皆さまに見守られて、
今日もタンクの中で、モロミが少しずつお酒へと成長しています。



ところで・・・、

もうもうと蒸気をまとったタンクの姿から、
ターミネーター思い出してしまうのは

・・・やっぱり私だけでしょうか。









2011年11月12日土曜日

夕焼け小焼け

今日はポカポカと暖かな陽気で、
蔵近くの赤目四十八滝(AKM48ですね)も、ハイキングのお客様で賑わっていました。

今年は紅葉が遅く、色づく前に散ってしまう葉も多いようですが、
今日は、蔵から見た茜色に染まった空をお届けします。


<撮影:杉本隆司>



2011年11月6日日曜日

111111がやってくる

面白い販促品をいただきました。


オレンジと黒のティッシュが交互に出てくる、
ハロウィン仕様のボックスティッシュです。

もっと早くにいただいたのですが、「もったいないオバケ」にとりつかれている我が家。
面白い~、可愛い~、でも使うのモッタイナイ~、
というわけで、ハロウィンが過ぎてからようやく使い始めました。(笑)

さて、一緒に写っているのは、今年しかお目にかかれないココアプリン。
ほらほら、「1」がきれいに6個並んでいます。











「わあ、すご~~い!!」と思って、
皆に見せびらかしたら、家族の反応は見事にまちまち。

「へえぇ、おもしろいやん。」
と、一緒に面白がってくれるのは気配りバリバリの長男。

「ふうん。でもまあ、来年には12月12日に大騒ぎするんじゃないの?」
と、冷めた意見は次男。

「おお、珍しい!よし、記念撮影や!!」
と、愛機の一眼レフをいそいそ取りに走るのが夫。


来年12月12日も楽しみになってきました。(笑)

2011年11月5日土曜日

秋には秋のお楽しみ

秋の深まりとともに、しっとり旨口の「純米吟醸 備前雄町」や、
軽やかで素直な味わいの「純米 神の穂」がご好評いただいております。

今夜は、鰤カマの塩焼き。
いただきもののカボスを添えて。

これはもう、「雄町」の出番でしょう
雄町の旨味と脂がたっぷりのった鰤カマの味わいが、
互いに引き立てあい、飽きさせません。


途中からは、「神の穂」も投入。
至福のひと時でございます。(^.^)



アレコレぐいぐい飲んでるうちにふと実感したんですが、
この「神の穂」って、すごい癒し系~の味わいです。
軽やかで、素直で、すいすい身体に入っていく感じ。

自他ともに認める雄町好きの私ですが、
もしかして、普段の晩ごはんに合わせる時には、
神の穂の方を、よりたくさん飲んでしまうかも。

肴とお酒の相性って、すごく不思議で、すごく楽しいですね。

・・・と、晩酌をたらふく堪能しておしまいかと思いきや。
なんのなんの。

一日のご褒美に、おいしい晩酌は欠かせませんが、
おいしい季節のスウィーツは食後のお楽しみ。

<和栗のモンブラン>

秋には秋の、美味しい味があるんですねー。
四季のある日本に生まれて幸せです。(*^_^*)

以下お返事です。

2011年10月28日金曜日

日本酒の季節到来

暑さ厳しい夏が過ぎ、
気がつくと、とっぷり秋の気配に包まれる頃となりました。

秋あがり・ひやおろしと呼ばれるこの時期の日本酒は、
しっとり丸みを帯びて、しみじみ美味しい味わいです。

さて、酒蔵ではそろそろ仕込みのシーズン。
瀧自慢でも今季の酒造りが始まっています。

<今朝の米洗い風景>

ベテラン蔵人の面々に加え、今年は、若い蔵人も増えました。


5名の蔵人に蔵元が加わり、今年も少数精鋭で造りに励みます。

初搾りの純米酒は今年もクリスマス頃の発売予定です。
今年の瀧自慢にも、
あたたかなご声援をよろしくお願いいたします。

2011年9月5日月曜日

ものすごい雨でした

今回の台風12号により、各地に大きな被害が出ていますが、
皆様お住まいの地域はいかがでしたでしょうか?

三重県南部の被害の様子も大きく報道されているので、
随分ご心配をお掛けしましたが、
お蔭さまで弊社周辺では大きな被害もなく、無事に過ごさせていただいております。

ただやはり、これは当地に限った事ではありませんが、
今回の降水量はタダゴトでなかったので、
地元を流れる名張川・宇陀川の水位と水勢は、恐ろしさを感じるほどでした。

ご心配のお電話やメールを頂戴しまして、
本当に嬉しく、有り難く思っております。
心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。

  

2011年6月22日水曜日

とれとれ

久しぶりに尾鷲で自給自足(釣り)です。

この度の釣果は真アジと真鯛。
真鯛は今回も仲良しの料理人のお兄さんにお願いしました。
すると今回も・・・、
おお~、やっぱりプロの技は違う!
そして、今回の感激ドコロは・・・、
なんと、惜しげもなく振りかけられた金箔!!!

この豪華な演出に、一同感激ひとしおでした。
お兄さん、ありがとうございます~~!!!

でもって、真アジは我が家でお刺身と潮汁と塩焼きに。

< お刺身盛り合わせ >

今回一緒に楽しんだのは「滝水流」と「夏吟醸」でした。


ここ最近、梅雨真っ盛りの気候に不快指数もウナギ昇りでしたが、
美味しいサカナとお酒に、皆すっかり上機嫌。



・・・とまあ、このあたりまでは冷静な食いしん坊だったんですが、
真アジが焼きあがって潮汁の出番の頃には、
撮影そっちのけで飲んで食べての極楽状態。

気付いた時には、全て美味しくお腹の中に納まっておりました。

そんな事情で、写真では隅々までご紹介出来ませんでしたが、
大雨注意報が出る土砂降りの中、
ひたすら釣り糸を垂らし続けてくれたオットのお蔭で、
大変美味しく、楽しいひと時となりました。



2011年6月17日金曜日

爽やか食前酒

久しぶりに飲んでみたら、思いのほかハマってしまったのがこれ。

三重県熊野の特産品である柑橘・カラの果汁と瀧自慢・本醸造をブレンドした
瀧自慢の初リキュール、Kara-OK(カラオケ)です。

「カラとは何ぞや!??」 という皆さまに、
サッカーの中田英俊さんがわかりやすく教えて下さいます。
どうぞ→ http://journey.nakata.net/journey_b1.php?no=6063
 

キホン的に私の晩酌は、
「まずは日本酒」「やっぱり日本酒」「〆も日本酒」状態なので、
他ジャンルを楽しむ余裕がなかったのですが、
この間お休みの日に、のんびり晩ご飯を作りながらKara-OKを飲んでみたら、

「・・・あら、美味しい

以来、駆け付け一杯 食前酒に楽しむ機会が増えました。

女性の方にはもう少し甘味のある方が好まれるのか、

「シロップ入れてます」
「家にあったジュースを足しました」

というご意見もいただいています。

私自身は食前酒として、
氷をたくさん入れてそのまま飲むのが好きですが、

「スパイスのきいたチキンソテーによく合いました」

と、写メを撮って送って下さった方もあり(感激しました)、食中酒にもよさそうです。

蒸し暑いこの季節、
カラ(オレンジ)の爽やか~な香りで1日のお疲れを癒して下さいませ。

*韓国の女性歌手グループとは、残念ながらまったく関係ありません。

2011年6月12日日曜日

マイうどん到着

次男の修学旅行、手作り実習のお土産です。













初めての手打ちうどん体験で作った貴重な1人前を、みんなで分けて食べました。


< 釜たまうどん・1/5人前 >

ちなみにオットが 趣味に走って 芸術的に撮るとこんな感じに。
(主役はおネギ・笑)


手作り感満載のおうどん。
もっちりシコシコしてて美味しかったです。ごちそうさま!

ちなみに、原材料はこれ。

2011年6月7日火曜日

バ~ラが咲いた♪

ご近所の方から、丹精込めたバラの花をたくさんいただきました。

ありがとうございます!早速飾らせていただいてます。

おお!  店内が一気に格調高くなりました。(笑)



2011年5月24日火曜日

早速お試し

美味しいお酒を楽しむには、美味しいお料理が欲しくなりますね。

という訳で、美味しい食材を求めて投げ釣りに行きました。
キスがたくさん釣れたので、晩ご飯はキスの天ぷら。


 これがまた、夏吟醸と相性抜群の味わいです♪

夏吟醸は、それだけで飲むより、
お食事と合わせるとぐっと味わいが引き立ちます。
爽やかなのど越しで、お料理の味もワンランクUP。

「淡白な味わいの白身魚」という表現をよく使いますが、
淡白とは言っても、それは味がないという訳じゃなく、
旨みはしっかり主張してるんだなぁと、
キスの天ぷらと夏吟醸を交互に口に運びながら、
目からウロコの嬉しい発見。

そういう素材の良さを引き立ててくれる夏吟醸は、
夏の美味しい食卓に、ぜひお勧めしたい1本です。

これから暑~~~い季節がやって来ますが、
そんな日本の夏を、夏吟醸で、楽しく美味しくお過ごし下さいませ。

2011年5月22日日曜日

夏が来た!

今年もいよいよがやって来ました。
瀧自慢の夏酒「夏吟醸」、今年も発売です。

蒸し暑い日本の夏もちょっと楽しくしてしまう、
さわやかなのど越しです。
きりりと冷やしてご賞味ください。

以下お返事です

2011年5月17日火曜日

今、おすすめの1本

先月末発売された「瀧自慢 純米大吟醸 斗瓶取り」
早速ご賞味下さった皆さま、誠にありがとうございます。


もともと弊社の「純米大吟醸」は採算度外視の銘柄ですが、
その雫酒である“斗瓶取り”もまた、
「ものすごいお得感がある!」と、待っていて下さる方が多いお酒です。


でもって今年のこれ。
すごく 美味しいです!!

斗瓶取りの持つ透明感、酒米・伊賀山田錦の深み、
そして新酒の爽やかさが絶妙のバランスをとっていて、
ついつい、それこそ百杯飲んでしまいそうになります。^^
*瀧自慢が目指すのは、「百人が一杯飲む酒より、一人が百杯飲みたくなる酒」です。

こういうのを「自画自賛」というのね・・・・とは思いますが、(すみません)
でも! “ただの酒好き”としましても、今、ぜひお勧めしたい1本です。

例えば、
「大ぶりの酒器で、毎晩ガンガン飲むよ!」とか、
「美味しいのをちょっとずつ、ゆっくり味わって飲みたいの」とか、
「夏でも燗酒が美味しいねぇ」とか、

召し上がってくださる際には
お客さまそれぞれにお好みがありますので、
お酒選びのお手伝いの時には、そのお好みを優先させていただくのですが、

「どれにしようか迷ってるんですが、お勧めのお酒はどれですか?」
と、お尋ねいただいたりすると、

「まああぁぁぁ~~♪ 
 それは私に “選べ” と、そう言って下さっているのですね!?
 私を信頼して、尋ねて下さっているということですね!??」 

・・・と、それはもう・・・張りきってしまいます。(笑)
そのために、毎日晩酌に励んでいるといっても過言ではありません。(爆)

そして今現在、
そのようにお尋ねいただいたら、迷わずお勧めするのがこのお酒、
「純米大吟醸 斗瓶取り」です。

先月末の発売以来、それはそれは順調にどんどん減ってゆき、
気がつくと残すところ数ケースとなりました。

まだご賞味いただいていない皆さま、
飲んで「美味しかった!」と思って下さっている皆さま、
今ならお取り置きも喜んで承りますので、
よろしければ、どうぞお早めにご連絡下さいませ。


2011年5月12日木曜日

癒しの酒粕

ためしてガッテン効果とでもいいましょうか、
年末以降、酒粕がこれまでにない大好評をいただいております。

例年、春先に搾った酒粕は秋まで需要がないので、
氷温庫に貯蔵して夏を越すのですが、
今年はこの時期になっても買いに来てくださるお客様が多くて、
今も店頭にスタンバイしてます。

しかもほとんどの方が、

「酒粕ってすごい!これがなくっちゃ!!」

と、実際に使ってみて、その良さを実感して買いに来て下さる。
嬉しいですねー。

中にはお1人で20kgとか30kg、まとめ買いをして下さる方もあり、
思わず、
「何にお使いになるんですか!!???」
と、お尋ねしたくなることも。(笑)

そりゃもちろん、「アレにもコレにも使います~♪」
っていう皆さまなんだと思いますが、
でも、もしも もしも もしも もしも、
「買いすぎちゃった! イイ使い道ないかな~?」
っていう時におすすめなのが、酒粕風呂です。

これも、
「何にお使いになるんですか!???」
と、(直球で)お尋ねしたら、お客さまが教えて下さったんですが、
我が家でも試してみたところ、

すごい!キモチいい!!!

しっとり、ほっかり、癒されるバスタイムになること請け合いです。
念のため、お酒の匂いが苦手な方は、少量からお試し下さいませ。

うちでは1回に80g程度を入れます。
最初は100g入れてたんですが、
なんだか勿体なくって徐々に量が減ってゆき、(笑)
現在、正確には「だしパック(大)」に無理なく納まる分量を使用中です。

うちのHPでもご紹介していますので、よろしければ是非お試しくださいませ。

2011年4月3日日曜日

元気の出る一杯を

震災以降、なかなか状況が好転する様子がなく、
いろんなことに引っ込み思案になっておりましたところ、
昨日、久しぶりに宮城県の蔵元さんとお話が出来ました。

まだまだ生活に支障はあるけれど、
それでも先に目を向けて頑張る、とのことでした。

大変だろうなあ、
寒いだろうなあ、
ちゃんと食べてるかなあ、
そんなことばかり考えていたので、本当に嬉しくなりました。

それどころか、
何だか逆に、背中をどやしつけられたようなキモチです。

そうです。
縮こまってちゃいけません。
こんな時こそ、奮い立たなきゃ・・・でしたね。

震災から立ち上がった蔵元の皆さんから、

「自分達が必死の思いで戻ってきたのに、
 何や、このありさまは!?
 お前ら一体、何やってたんや!??」

なんて叱られないように、
(いやまあ、関西弁ではないと思いますが)
私たちは日本酒の居場所を狭めることのないよう、
皆の戻ってくる場所をしっかり確保しておけるよう、
頑張りたいと思います。

被災地の方や関係者の方を思う気持ちを大切にしながら、
でも、
「この1杯で元気が出た!」
そんな言葉も聞きたいと思います。

もっともっと元気な日本に!

2011年4月1日金曜日

春よ来い

今日はとても暖かな1日でした。

毎年蔵が終わる頃に咲く庭の沈丁花が、
今年もきれいに咲いています。

今年も、いつも通りのいい香り。

春は今年もやってきますね。
嬉しいことです。

2011年3月19日土曜日

アンパンマン・マーチ

「被災地の子どもたちへ向けてアンパンマンの曲を」という要望に応えて、
ラジオ局が「それいけ!アンパンマン」のテーマ曲を繰り返し放送し、
大きな反響を集めているそうです。

<アンパンマンマーチ>
http://www.youtube.com/watch?v=BUGh-7Y5kZA

オットもカーラジオで初めてちゃんとこの歌を聞いたらしく、
「こういう曲で、皆に元気出してもらえたらなぁ」
としみじみ・・・。

被災地には、目を背けたくなる現実と、
それでも、それと向き合わなければならない方がたくさんいらっしゃいます。

仲良しの蔵元さんや懇意にして頂いている酒販店さん、
「おたくのお酒美味しいね」と、晩酌のお酒を買って下さっていたお客さまも、
この震災で大変な目に逢っていらっしゃいます。

緊迫する福島原発では、
自衛隊、警察、消防の皆さんが、まさに命がけで闘って下さっています。

そしてその後ろには、
この危機的な現場へ大切な人を送り出した方々がおられます。

今、ここで出来ることを考えながら、
そんな方々に恥ずかしくない自分でありたいと思います。

昨日より今日、今日より明日、
少しでも希望が見えてきますように。


♪ 忘れないで夢を 零さないで涙
      だから君は飛ぶんだ何処までも


 そうだ!嬉しいんだ生きる喜び
  たとえどんな敵が相手でも

2011年3月13日日曜日

被災地の皆さまへ

この度の東日本大震災で
被災された多くの皆さまに、
心からお見舞い申し上げます。

目を覆うばかりの被災地で、
心細く、つらい思いをされている皆さまを思うと、
言葉が見つかりません。

遠く離れた私たちに出来ることを、いま懸命に手探りしています。

1人1人の力は小さくても、そんな小さな力を合わせれば、
きっと皆さまのお役に立てると信じています。

私たちの心からの祈りと力が、どうぞ皆さまに届きますように。

2011年3月2日水曜日

酒粕あります

お酒を搾ると、一緒に酒粕も出来てきます。

純米大吟醸の酒粕はうちの酒粕石けん「伊賀小町」に使ったりしていますが、
それでも続々と出来る酒粕。









これが圧搾機。
フィルターが何層にも重なっていて、
お酒を搾った後、この1枚1枚から酒粕がとれます。



これを小さく切って袋に入れると、瀧自慢酒粕の出来上がり。

甘酒にも粕汁にも美味しい酒粕、只今絶賛発売中。
是非お体の内側から温まって下さいませ。

2011年3月1日火曜日

袋吊り始まりました

甑を倒して「ああ、やれやれ」と思う間もなく、
年明け厳冬の中仕込んだお酒が次々出来上がってまいりました。

大吟醸・純米大吟醸も、そろそろ搾りに入っております。

まずは、大切に袋吊り。













木綿の酒袋にモロミを入れてタンクの中に吊るします。


自然に滴り落ちた雫酒を、
タンクの呑み口から一斗瓶に集めます。
あふれさせないよう厳重注意。













瀧自慢では「斗瓶取り」といいますが、
「斗瓶囲い」「しずく酒」という醸造元もあります。
言い方は違っても、どれも同じお酒を指します。

「土瓶に取るんですか!??」
と、言われることがありますが、
「斗瓶」に取っておりますので、よろしくご理解下さいませ。^^













写真では小さく見えますが、
一升瓶10本分のお酒がこの瓶の中に入ります。
満杯に入ると、さすがにずっしり重い。しかも、持ちにくい。
割れると大変なので、常に木枠入りです。

斗瓶取りの発売は5~6月を予定しています。
発売日が決まり次第、またご案内いたしますので、
どうぞよろしくお願いいたします。

2011年2月18日金曜日

甑倒し

お蔭さまで瀧自慢でも、
この度めでたく甑(こしき)倒しの日を迎えることが出来ました。

< 甑 稼働中 > 煙ではありません。蒸気です。念のため。

造りが始まって以降、
連日早朝から甑で酒米を蒸し上げる作業が続いていましたが、仕込み作業も一段落。
甑もこの冬の役割を終え、きれいに中を洗い上げて、次の造りまでひと休みです。
<甑の中はこんなふう>

醸造作業の大きな節目となる為、
蔵人皆のそれまでの労をねぎらい、甑倒しの日はお祝いするのが習わしです。

今年は雪の日が多かったので、
早朝から通って下さる蔵人さんは随分大変だったことと思います。
また、作業場が高温となり火傷する危険もある中、
無事故でこの日を迎えることが出来たことを本当に嬉しく思います。

さて、皆造(かいぞう・酒造り終了)まであと1ヶ月余り。
気を引き締めて、もうひと頑張りいたしましょう。

2011年2月11日金曜日

降った降った

今年は本当に雪が多くて、
今日も天気予報通り、しっかり積もりました。


さらさらと軽い粉雪が、少しずつ少しずつ、
でも止むことなく降り続き、辺り一面銀世界となりました。

降りしきる雪の中、仕込み作業に合わせ、
早朝に通って下さる蔵人さん方にはご苦労お掛けします。

この様子じゃ小売部の方は開店休業だなぁ と思っていたら、
悪天候の中、晩酌のお酒を買いに来て下さったご近所さま、
遠路はるばる亀山市からご来店下さったNさま、
誠にありがとうございました。

・・・お帰りは大丈夫だったでしょうか???

2011年2月8日火曜日

滝水流・生酒出来ました

お蔭さまで年明けの作業も順調にすすみ、この度

辛口純米 
滝水流(はやせ)無濾過生酒 

が発売の運びとなりました。



今年の滝水流も、その名にふさわしく、
赤目滝の流れを思わせる、
よどみなくきりりとした辛口酒に仕上がっています。

もともと滝水流は食中酒におすすめな銘柄で、
飲食店さんはもちろん、
おうちの晩ご飯にも、とってもよく合う味わいなのですが、
この無濾過生酒はそれが一層実感できます。



早速、我が家の晩ご飯に合わせてみました。





まずは1杯目。
おつまみのコマイの干物と一緒に味わうと、
えらく男らしい辛口酒に感じたのですが、

杯を進めながら肉じゃがを合わせてみると、あらビックリ☆


滝水流の持つお米の旨みがふわっと口中に広がって、
思わず頬の緩む美味しさです。

滝水流も肉じゃがも、すすむすすむ・・・。(笑)

お酒とお料理の相性を実感したひとときでした。


皆さまも、この時期ならではの味わいを、是非ご賞味くださいませ。

2011年1月28日金曜日

玉泡出来てます~!

年明け以降、吟醸・純米吟醸の仕込みが始まり、
蔵内も一層活気づいてきました。
あっちでシャワシャワ、こっちでちりちり、
泡のはじける賑やかな音が聞こえています。

夕方、雄町のタンクを覗くとこんな大きな泡が出来ていました。
こういう泡を玉泡(たまあわ)と呼びます。



モロミの泡は、
筋泡→水泡→岩泡→高泡→落泡→大玉泡→中玉泡→小玉泡→地
と変化していきますが、
大きな泡が出来るのは、タンクの中で醗酵が順調にすすんでいるということなので、
造り手としてはホッとひと安心です。

「すご~い!大きい~~!嬉しい~~!!」 
ってことで、パチリ。(笑)

順調に進んでいると、足取りも軽っ♪













モロミの経過は、
アルコール度数や日本酒度といった数値で日々管理していますが、
泡の状態やモロミの味・香りも、大切なチェック要素です。

2011年1月23日日曜日

ジャック・オ・ランタン??

しんと静まり返った夜の蔵内で、ほっこりと暖かな光を見つけました。



近づくとこんな感じ。
仕込み水の温度を保つ秘密兵器です。


今年の冬は本当に寒くて、
「あー、さむさむ!!寒いね~~。」
と言いながらご来店下さったお客さまに、
「でも、酒造りは寒ければ寒いほどいいんでしょ?」
と言われることがあります。

・・・が、ひとくちに「酒造り」といっても工程は様々。
寒仕込みという言葉があるように、
仕込みの際に冷えるのはいいのですが、
タンクの中でモロミの醗酵を促したい時なんかには、
「もうちょっと気温が上がってくれればいいのになぁ・・・」
と思うことがあります。

この冬、伊賀地方もやはり寒さが厳しいので、
温度管理にはあれこれ工夫をしている蔵元なのでした。

結構明るいので、
ランタンとしてキャンプ場でも重宝しそうですね♪(嘘)

2011年1月16日日曜日

寒い~~!!

年末からこっち、これでもか! ってばかりの寒さが続きます。

北国の皆さまには笑われてしまいそうですが、
寒さ対策に慣れていないので、路面や水道管が凍てつくともうお手上げ。

とはいうものの、今年は元旦早々から大雪で、
見渡す限り真っ白な雪景色は、感動モノでした。

<2011元旦 蔵周辺>

こんな大雪の中、
年賀状を届けて下さった郵便配達の皆さまに、心から感謝いたします。

さて、蔵内では元旦もお酒造りは休めません。
通いの蔵人さんはさすがにお正月休みなので、ここは家族の出番。
早い話が子どもの出番ですね。(笑)
今年もしっかり手伝ってくれました。

下の写真はお父さんの指導のもと、
蒸米をほぐして適温まで冷ましているところ。
髪の毛が落ちないように、帽子は必需品です。











下は洗米作業。(浸漬)













年が明け、これから吟醸→大吟醸と、気合の入った仕込みが続きます。

酒造りは毎年が1年生と言いますが、
今年も皆さまに美味しいお酒をご賞味いただけるよう、励んでまいります。