2013年3月13日水曜日

山田錦×神の穂

瀧自慢・純米吟醸に新しいシリーズが登場です。

地元産の山田錦を麹米に使用、掛米を変えた新商品を季節ごとに発売します。
それぞれの掛米が持つ旨味を最大限に引き出した味わいをお楽しみください。

第一弾は 山田錦×神の穂

麹米:三重県産山田錦(精米歩合50%)
掛米:三重県産神の穂(精米歩合55%)

「これはもう、出来立てホヤホヤをお届けしたい!」
という味わいなので、無濾過生原酒でお届けします。

<1.8L 2,961円 720ml 1,533円・税込>

瓶詰めにはもちろん、新しい瓶詰ライン☆を使用しました。
3月21日発売です。

数量限定酒につき、ご予約も承ります。旬の味わいを是非ご賞味くださいませ。

新・瓶詰ライン登場

ものすご~~く長年にわたって愛用してきた瓶詰機械を、この度いよいよ一新いたしました。

お酒造りが一段落すると、次は連日の瓶詰作業に入ります。
瓶洗い→瓶詰め→瓶洗い→瓶詰め→瓶洗い・・・・・が延々と続く毎日。

日本酒は何といってもデリケートなので、温度管理には細心の注意が必要で、
気温が高くなるのと競争しながら、大急ぎで瓶詰めして冷蔵庫へ貯蔵するのが恒例です。

今年のお酒、どれもなかなか旨~い味わいで、
「これはもう、出来立てホヤホヤをお届けしたい!」という銘柄もあるし、
「この味!この味を崩したくない!!」という銘柄もあります。

でも、作業は人間がすることなので、あまり無茶は続けられません。
だからもう、
「大急ぎで作業を進めたい!」
「作業する皆の負担を軽減したい!!」
という両方の願いを叶えるために、新しい瓶詰ラインには皆の期待がこもっています。



瓶をラインに乗せてから、充填~打栓まで直線で動いていくので、瓶がグラつくことがなくて安心
安定して進んでいくので、見ていても気持ち的にすごく楽です。

前の機械は、すごく年季が入っていた上に構造上曲線が多かったので、
ライン上を移動しながら瓶が微妙にガタガタ揺れることがあって、
思わず「大丈夫か!?頑張れ~~!!」と、エールを送ってしまうほどでした。

とはいえ、長年一緒に頑張ってきた戦友みたいなものなので、撤去するときはかなり辛かったです。

今年の瓶詰は、この頼もしい戦力と一緒にすすめていきます。
どうぞご期待くださいませ。

2013年3月10日日曜日

冬の終わりに

3月に入り、そろそろ酒造りもゴールが見えてきました。

しぼり作業の難所、袋吊り。
もろみを袋に入れて、1つ1つひもで縛ってタンクに吊るします。

                
 

滴り落ちたしずく酒は、タンクの呑み口から斗瓶へ。
「斗瓶」の名の通り、この瓶1本に1斗(1.8L10本)のお酒が入ります。



少しずつ少しずつ たまってゆくのですが、
終盤は瓶の口が細くなっているので、あららららっという間に満タンになります。

これ、こぼしたら泣けてくるなぁ。・・・怖くて目が離せません。

今年の大吟醸、なかなか旨味があって「飲んで美味しい」味わいです。 
6月上旬発売予定。
どうぞよろしくお願いいたします。